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4Gamer さんの分解記事は基本的に良く書けている記事だと思いますし、分解したいオジサンである僕もフリーランスになると
高くて入手しづらいものをホイホイ分解できないので非常にありがたいです。
だからこそ、補足をさせていただき、分解記事の価値をより高めてしまおうというのが この糞虫の意図でございます。
多少口汚くなってしまうかもしれませんが、「この人は悲しい人なんだな」と蔑んだ目で読んでいただけたら幸いです。
携帯ゲーム機はともかく、初期 PS3 が排熱で困ろうとも AC アダプタを採用しなかった内蔵電源大好きの SIE/SCE が AC アダプタを採用したこと自体が注目すべき点だと思います。
頑張ればプロセッサユニットに内蔵できるような気がするんですが、こだわりを捨てて AC アダプタを採用したのが、もうすでに面白いですね。
小型 PS4 みたいって、言われても
を配置するだけになった現代では、同じ会社の製品は似たようなレイアウトになって当たり前かと。
Marvell 社製 ARMADA 1500 PRO 4K
SoCの製品情報(PDF)
その名の通り、4K 時代のセットトップボックス向け SoC で、Raspberry Pi の SoC と同じく 「3D 描画性能はさておき…」 というグラフィック IP を搭載した、元記事でも
セットトップボックス向けと言うようなシロモノです。
常に画像処理しないといけないのでファンをつけないといけないほど発熱するみたいですね。
「省電力?何それ?食えるの?」というチップであるのも特徴的かも。
自分の知る限り、PSP の無線 LAN モジュールからだと思いますが、SIE/SCE は Marvell 社のチップをよく使います。
モデルチェンジ(コストダウン)を繰り返すうちに、別のチップに置き換わることはありますが、ほぼ確実に 無線 LAN は Marvell ですから
ありものの SoC で必要条件を満たせるなら、Marvell の SoC を採用することはいたって普通の発想です。
だって、自社で新規チップを用意するより買ったほうが断然安い時代ですから。
記事では Vivante Vega 1X GC3000 と書かれていますが、Vivante 社は 2D 描画処理用 IP に追加で 3D 描画処理用 IP をセットにして提供する GPU ベンダーですので、
Vivante製 GC428-2D Cores + Vega 1X GC3000 みたいな書き方をすべきですね。
Vivante 社はザックリ言うと、Nintendo 3DS のGPU 部を提供していた DMP 社に相当する企業で、同社の GPU は数年前の中華 Pad でよく見かけた Rockchip 社の
SoC なんかで採用されてます。
その当時 OpenGL の準拠具合がかなり微妙だったような記憶があるのですが、GC 3000 は GPGPU として利用可能らしいので PSVR では GPGPU として活躍していると思われます。
シネマティックモード とか ソーシャルスクリーン機能 を使う場合の処理を考えると、ベクトル演算ユニットがたくさんあるほうが SIE のベテランにはありがたそうですし。
多分、日本国内の企業が Vivante 社の グラフィック IP を採用した唯一の例だと思うので、分解er は注目すべきです。
ファームウェア用途で 4GB は大きすぎるんですが、NAND フラッシュのメーカーには低容量のチップを生産したくないという強い思いがあるので、
「256MB のストレージで十分なのに…」とか SIE の中の人はぼやいていそう。
パトラッシュ もう疲れたよ
構造自体は HTC VIVE の分解記事を参考にするとよいでしょう。
位置検出とかやろうとすると、フレキシブル基盤でごちゃごちゃするんですよ。メンドクセェ
うーん、むせる。
実はあんまり VR に興味がないので、ボトムズ乗りのゴーグルの方がそそられます。
たぶんこいつに
をはめ込む作業でホコリが入るといけないからクリーンルームで製造しないといけないので生産量が云々・・・という話が出てくるのです。
月産100万って相当な生産量なんですけど、増産のためにこれ以上投資できないだろ JK
最近はペンタイル配列の有機ELを本家 Samsung ですら使っているケースを (僕は) 聞かないので、普通に考えると SUPER AMOLED です。
Oculus Dev1/Dev2 では、レンズで拡大されたピクセルの粒子感が気になるという話があったりしたので、Oculus CV1 / HTC VIVE と競合する製品と位置付けるなら絶対譲れないポイントです。
これが SIE のカスタムなのか、VR ブームの中で生まれた標準品なのかは判りませんが、意外なアイデアでよい方法だなぁと。
右目と左目のフレームをプロセッサーユニット側で別々にしてしまい、 HMD 的にはパネルを左右独立させてもさせなくてもよい というのは賢いやり方のような気がします。
でも、1年後には1枚のパネルになってそう ショギョウムジョウ ('A`)
ちょっと前から、なんか VR HMD で採用されているとアピールしていたチップです。
「ワイは自作モバイルディスプレイが欲しいんや!」と思って色々情報をあさっているときに、??? となって、調べると Oclulus CV1 で使っていたというチップ。
上記のページを見たらわかる通り、PSVR のパネルに使うにはオーバースペックなのですが、東芝さん的には 両者同じチップを使って貰わないと返ってコストアップなんじゃねぇかなぁ
聞いてくれればよかったのに…
HDMI 自作液晶スレではおなじみの EDID (ざっくり言うと、HDMI 機器の解像度だとか対応バージョンなどをまとめた情報)を格納するものだと思います。
参考: http://blogs.yahoo.co.jp/linear_pcm0153/35170391.html
よくわからない情報も特殊な業界では当たり前なので、調べてほしかったです。
分解できないので、他人が書いた分解記事を分解してみました。
リバースエンジニアリングは楽しいので、どうにかして肉眼で分解に立ち会いたいニャー