Display Port 1.4 で映像の非可逆圧縮転送がサポートされる 半導体業界 2016年03月03日 4Gamer 経由。4K/120Hzや8K/60HzでのHDR映像伝送を可能にする「DisplayPort 1.4」が発表4Gamer では非可逆圧縮のコーデックを通すことで遅延が発生することを懸念していますが、複雑なアルゴリズムでもなさそうですので 1ms も遅延することはないでしょう。 伝送経路の広帯域化はされず、1.3 と同じ 最大32.4Gbps だけど、Display Stream Compression 1.2という映像信号の非可逆圧縮アルゴリズムの採用で、最大解像度の向上 (8K+60Hz をサポート)4K+120Hz で HDMI 2.0a と同じ HDR 表現のサポート (同じ規格)を実現しているそうです。DSC 1.2 では 24bit/pixel のデータを 8bit/pixel くらいに圧縮するそうなので、理論的には帯域が 3 倍になったと思ってよいかも…その DSC のコーダーはこんな感じらしいです。画像は VESA 公式サイトから拝借HDMI 2.0 も発表当時 Panasonic しか PHY のチップ化が出来ないために、色深度を減らして 4K 解像度の映像を HDMI 1.4 と同じ帯域で転送させるモードが用意された という経緯があったみたいなので、安価なケーブルで高い転送レートを実現するのが困難なんでしょうね…個人的には、フォントがきれいに見えるのか? が心配です。8K ディスプレイを使うような環境を僕が手にする頃には圧縮不要になっているでしょうけどね。 http://okajimania.or-hell.com/lsi_news/display%20port%201.4%20%E3%81%A7%E6%98%A0%E5%83%8F%E3%81%AE%E9%9D%9E%E5%8F%AF%E9%80%86%E5%9C%A7%E7%B8%AEDisplay Port 1.4 で映像の非可逆圧縮転送がサポートされる PR