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[単騎連載] Unite に参加して思う、ゲーム開発の敷居が低下したことの功罪 (あとがき)

今回は、精神がおかしくなった古参プログラマのたわごとです。
自分でいうのもアレですが、参考になると思いますけど程度を考えましょう。


昔のハッカーを見習え

人間という生き物は 便利になりすぎると退化してしまったりするので、何もなかった時代のハッカー達がどういうことを考えて、どういうことをしたのかを
余裕があるときに読んでみると良いでしょう。




「Coders at Work」 は翻訳のレベルも高いし、聞き手が知識豊富なので興味深い話が多いです。
僕みたいな三流とはセンスが違っていると痛感させられますが、現代でも活かせるノウハウが沢山あって泣けます。

無いものは作れ

Unite 2016 で受講したセッションだと、


LA-MULANA2のひみつ ~特別付録:SpriteStudioPlayer改造Tips
動画はこちら(YouTube)


で鮫島さんがおっしゃっていますが、「無いなら作る」 という姿勢はプログラマとして素晴らしいと思います。


用意されているものを活用する時代とはいえ、「俺の欲しいもの」 は大抵存在しないですし、気に入らないもの (上記だと Sprite Studio Player) は、時には改変してしまうくらいで丁度よいんじゃないでしょうか?


ただし、ソフトウェアライセンスはちゃんと気を付けてね。
GPL と LGPL の違いとか覚えてね。

(手抜きじゃなく) 楽をしようぜ

La-Mulana2 の話でいえば、当たり判定をプログラマがつけなくて良くする なんてのが該当しますが、勝手に自分の仕事の範囲を決めて閉じこもらず、
開発全体が楽になるように、色々と動いてみるのをお勧めします。


デザイナーとプログラマー間で仕事のエアホッケーをしていても、お互いに精神を削って不仲になるだけです。
不具合が起きる/起きない で揉めてもイライラするだけです。


それだったら、「無いものは作れ」 るプログラマが、手を動かして、人間関係が面倒くさくなるのを事前に防いでみたらいいんじゃないでしょうか?
そうやって得た時間で他社のゲームでも遊びつつ雑談すると楽しいですよ。その後の仕事が。



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