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[必見] 山本一郎と消費者庁との対談 [加筆修正]

4gamer 経由。
【山本一郎】ソシャゲのガチャで,本当にヤバい問題はどこなのか

あとで加筆しますが、凄い記事なので速報します。
加筆しました。
CEDEC の講義より参考になる内容!!
これを読むと姉小路家が放置されてても仕方ねぇと納得。


消費者庁側の主張 消費者からの苦情を聞く立場なので当然の事です
が、消費者庁は有料ゲームソフトであったり、シナリオ追加のようなDLCには好意的です。
というか、海外の F2P タイトルのマネタイズについては理解した上で否定してません。

そもそも苦情が来るから消費者庁が動く

ユーザーから苦情が来ない (≒満足度の高い) 枠組みなら消費者庁が気にする事ではない訳で、消費者庁がソシャゲ全般のサポートセンター状態が続いているからソシャゲ業界に介入せざるを得ないのです。

同時に、ユーザーが苦情を言わないと優先対応出来ないからユーザーが泣き寝入りする前に訴えて欲しいとも 山本一郎氏に言わされています。

当たり前の事ですがこれが重要で、ユーザークレームが減るように運営していないというのがソシャゲ業界の常識化しちゃってる事がよく判ります。

警察と連係している訳ではなく、コンプガチャ問題ではメーカーを助けている

この辺をちゃんと理解出来ていなかったのですが、記事中に警察は風営法の拡大解釈を模索していたのだけど、消費者庁が回避したように書かれています。
自分の理解では、風営法の拡大解釈が強引過ぎるという考えだったみたいですが、結果 警察の介入を防いだという意味では業界を救った弥勒菩薩的存在と言えるでしょう。
多分、ここで自主規制を行うようにすれば多少の天下りで誰もが困らない状況を産み出せたはずです。

それなのに、GREE と DeNA が団体をバンナムに投げて事実上消滅させるという カンダタ-リアクション を取った訳です。
おばちゃんのケツの糸もキレて当然ですわ。

消費者庁側の提案もある

山本一郎の誘導にも惑わされずにガチャそのものを否定はせず、高価なコンテンツがガチャでも当たるかもしれない という提案を記事中でしています。
こういう提案とセットで発言してるってことは、安易な明言回避ではなく、そういう案が庁内で議論されていと考えて良さそう。

そこまで相手にさせちゃうのが、ソシャゲ業界。
ゲ業界もアレですが、愚か者としか言えませんね。

詳しくは直接記事を読んで欲しいですが、おおよそはこんな感じです。

速報の訂正

以下は間違った理解なので、自省しつつ訂正線を引いときます。
ついでに、基本無料と言いつつゲーム内のデータ販売を前提にしてひとりの(コア)ユーザーから大金を回収するビジネスモデルも批判してます。

要するにお怒りなのです。

これはつまり、どういう手段かは判りませんが、現在のビジネスモデルが罰金刑になるって考えて良いでしょう。もしくは、監査システムが出来る。
※ 制約が課せられて、期限までに従いなさい! でしょうから、実際に罰金を取ることはないです。

最後に

この状況はソシャゲ以外には大きなビジネスチャンスです。
売り切り型のゲームを売ってる連中は結託して、ユーザーの不利益を防いで自社コンテンツを売るようにしては如何でしょうか?


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