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2016/03/19 ゲーム関連ニュース その1

体調が悪かったり、ホタルイカを捌いていたら、8/31 状態に陥りました。
以前でも GDC の時期はニュース記事に目を通すだけで精いっぱいだったのですが、まとめ記事を作るとなると苦行ですな。


献立:

  • プラチナゲームズの講義
  • Overwatch のサウンド設計
  • センスの良しあしがすべてな気がするインディーズタイトル 2つのセッション
  • UBI のモーション関連技術 “Motion Matching”
  • Firefox が WebGL2 と WebAssembly の実行環境を提供開始(ただし Nightly Build)


プラチナゲームズの講義

GameWatch の記事を読んだ感想としては、良いこと言っているんですが、アウトプットに結びついていない感があります。
本当は Star Fox Zero 発売後だったはずなので、その場合は印象が違ったのかも。

プラチナゲームズは最近 "任天堂と Activision の外注先" という印象が強いので、自社開発のタイトルを作ってほしいところです。
経営状況を知らないので勝手なことを言いますが…

Overwatch のサウンド設計

ブリザード発のカジュアルシューター 「Overwatch」 のサウンドに関するセッション。
”ユーザーのプレイ体験をより向上させるためにサウンドをどうすべきか?” という分業化が激しいゲーム業界において
着眼点だけでも重要度が高いと言えるでしょう。

日本未発売なので、なんとも言えませんが、Splatoon にも同様のセッションをしてほしかったところ。

センスの良しあしがすべてな気がするインディーズタイトル 2つのセッション

4Gamer 経由。

参考にならないわけではないんですが、思いついた企画のセンスと少ないマンパワーで出来ることを地道に積み上げたことが成功の理由だと思うので、
その場で対談したらすごく面白いと思うんですが、記事にされても薄い気がします。

UBI のモーション関連技術 “Motion Matching”

UBI クラスの大規模スタジオじゃないとどうにもならない内容なんですが、映像に追いついていない感があるモーションをリッチにしようというアプローチ。

僕の理解だと、与えられたパラメーターをもとにモーションのデータベースから抽出、つなぎ合わせていくデザイナ泣かせのアプローチ です。
利点としてはモーションの組み合わせを自動生成してくれるから多彩なアニメーションパターンが作れる点、デメリットはモーションのパーツもマンパワーも時間も大量に必要とするという点でしょうか?


多分、全部を真似ると失敗するので、コンピュータにサポートしてもらいつつ多彩なモーションを生成する方法を模索する必要があるとだけ覚えておくのが吉かと。

Firefox が WebGL2 と WebAssembly の実行環境を提供開始(ただし Nightly Build)

Mozilla が何を考えているのかわからなくなっていますが、ブラウザゲームの実行環境改善に努めているみたいです。
ブラウザゲームのメリットは ブラウザも含めて実行環境を問わない ことだと思うんですが、Mozilla にメリットがあることなんでしょうか?


*4Gamer: [GDC 2016]Mozilla,Webゲーム開発環境の最新事情を説明。「WebGL 2」や「WebAssembly」をNightly版で試用可能に


と言いつつも、業界全体においては重鎮が主導権を握って開発環境と実行環境を整えてくれるのはよいことでしょう。
いい加減 Adobe も Flash から解放されたいでしょうし…



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