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2024年11月06日

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HTML5 アプリ(Web含む) の Navigation View は不便さを生むと思うんです

Google がマテリアルデザインと言い出した事により生まれたコイツ。Navigation View と呼ぶらしいです。

俺は画面上どこでもスライドすれば出てくるコイツが嫌いなんですが、単純に嫌いという以上の問題点が見えてきたので、メモっておきます。

基本的には HTML5 前提の話ですが、タッチパネル操作のデバイスにおいて、Web ページのスクロールはスライド操作となります。
対象となる Web ページが画面よりも横に広い場合、当然左右にスライドして画面をスクロールさせます。
画面サイズに応じて自動的に最適なレイアウトにするレスポンシブデザインも Google は推しているのですが、大きな画像を原寸大で表示したい場合もあるし、全てをレスポンシブには出来ません。
この時、Navigation View 採用のページでどうなるかと言うと…右スライドすると Navigation View とスクロールがバッティング……ではなく、Navigation View の表示が優先されます。つまりスクロールされません。

具体的にどう苦痛かと言いますと、Google Adsenseをお手持ちのスマホでご覧下さい。

Google Adsense のサイトはモバイル版は広告ウィジェットを作ることが出来ませんので、収益を確認する以外の目的では PC 向けの表示に変えなければいけません。
が、この際画面をスクロールさせようとすると Navigation View がシャシャリ出てサンバに合わせて踊りだすのですよ(*｀Д´)ノ！！！

自社サービスでバッドデザインの実例を紹介してるんなら、脳は煮えてるけど善意溢れた会社だよ。

補足。
スマホのネイティブアプリで Navigation View を採用するアプリは同様の問題があるのですが、横方向にスクロールさせるようなレイアウトにしないから実質問題なし。
バカが売れないアプリを作るだけッス。