画像は ティム・クック に配慮した感じです。

iPhone SE (公式サイト)

iPhone 6s ベースで

• 3D タッチ無し
• 画像処理 DSP をアップグレード
• 解像度を 1136x640 にダウングレード
• サイズは 4インチ
• お値段が多少手ごろに

という感じ。
iOS アプリ開発者にとっては、徐々に iPhone6 以降の画面サイズを前提に出来そうな雰囲気になっていたのに、4インチを排除できないのかよ！ って思った人が多そうです。

iPhone6 発売当初言われていた「日本の女性は4インチがお好き」説は、逆に Plus が売れるというミラクルが起きたので、iPhone SE は iPhone5c みたいな末路をたどるんじゃないかなぁと思ってます。
それなりに売れると思うので、ある意味もっと面倒くさいですけど

iPad Pro (公式サイト)

iPad Air サイズ (9.7 インチ) の iPad Pro… というか値段以外は iPad Air2 の代替ですね。
Air とは一体なんだろう？ と思わせる、Apple に「これは Air の後継機だ」と宣言してもらいたい代物。それを言えないのが ティム・クックの弱さだと思ってます。

製品の特賞としては True Tone という周囲の環境に合わせた色調に自動調整してくれる機能や4K動画レコーディング機能など、現行の iPad Pro のマイナーバージョンアップ品と言えそうです。
3DS の 3D 表示と同じく購入直後に OFF にしそうな機能ですが、Apple 信者以外に受け入れられるか興味があります。

なお、スペックを見ると "Embedded Apple SIM” の表記があるので、SIM カード刺さなくても広域無線網に接続できるみたいです。
SIM カード不要という流れがどうなるのかは半導体業界の方々は注意してみたほうが良いかと思います。

ちなみに、細かい点ですが 背面カメラが iPhone と同じ f2.2 のレンズに変更されています。iPad Pro を買う人が背面カメラの性能を求めるのか判りませんが、実用性が大きく変わりそうなのでメモっときます。

併せて読みたい: Engadget 日本版: iPad Air 2が約1万円の値下げ。iPhone SE / 9.7型iPad Pro発表の裏で

Apple Watch (公式サイト)

$50 値下げと watchOS 2.2 の公開。 watchOS の更新は特記するようなものでもないです。個人的な意見ですが

つまるところ、

• 次期モデルも投入しない段階で値下げしないといけないくらい売れてません
• 売れていないので、しばらくは次期モデルの話は出ないですよ
• $50 値下げしても問題ないくらいの値段設定でした

と Apple が認めたということで、値段相応の価値がありませんでした といったようなもんです。

トークで価格改定を魅力的に魅せられないのが ジョブズ と ティム・クック の違いですね。
昔の熱狂的な信者としては寂しい限りです。